「家の前で記念に写真を撮ろうよ」
と言ったら、
「5分だけ待って」
と、言って素敵なドレスを着て来たママ。
なんでもないある日の夕暮れどきだけど、
なんだかとても特別な時間になった。
普段はきびしいけど、
英語がつまって出てこないと
「待っててあげるから言ってごらん」と、
時間をくれて、
「ストップ スリーピング!!」と、
遅くまで寝てて怒られた朝も
「きのう寝れなかったから」と言うと、
「何か悩み事があるのか?」と、
聞いてくれた。
私が
「街を移動するからこの家から出るよ」と
伝えたときも
ベランダから見える大きな木に
朝と夕方に集まる鳥を指差しながら、
「カメラマンはいつでもいろんな景色を気にしなければいけないよ。
なんで? どうして? と思う事を忘れちゃいけない。」
と話してくれた。
毎日通る、家の前の当たり前の景色が、
こんなふうに素敵に記念になったのは、ママとパパのおかげ。
この写真は私にとっても大切な思い出になったよ。
天気のいい夕暮れどきに、玄関の前にふたつ椅子をならべて
夕涼みする、そんなふたりの姿をみて、
当たり前の日常の中にある幸せってこうゆうことだなぁと
。。私の目標もできました(^^)
ママ、パパ、ありがとう。寂しいけど、前に進むね(^ー^*)